盗聴器を発見する方法はいろいろありますが、ワイドバンドレシーバーの使用も考えたい方法の一つです。ワイドバンドレシーバー(広帯域受信機)とは受信機の一種なのですが、周波数帯を広くとり、ワイドバンドで盗聴電波を受信することから、効率よく盗聴器を検出することができます。
ワイドバンドレシーバーにもいろいろな種類があります。それぞれ性能・特性が違いますが、盗聴波をメモリー登録してあるものが使いやすいと思います。このタイプは、登録周波数をもとに盗聴電波を自動でキャッチしてくれます。
盗聴器の電波形式は一般にはFMが使われています。市販の盗聴器だと、周波数はVHF/UHF帯の一部に集中しています。ところが、電子工作のマニア、盗聴のプロが独自に製作したり、改造したりした盗聴器も存在し、そういった機械は一般的な盗聴周波数を避けて作られたりもします。
すると普通受信機を使用しても、盗聴器 発見ができない可能性が増します。盗聴器の発見においては、メモリー周波数だけをチェックして安心するのではなく、広い周波数帯をくまなく受信してチェックすることが重要です。
標準で売られているワイドバンドレシーバーは、一部の周波数範囲(170〜300MHzおよび470〜807MHz周辺)が受信できない状態(Jマーク付き)で売られているのが普通です。購入にあたっては、店員にJマーク解除の方法を確認しておきましょう。
ワイドバンドレシーバーの購入はインターネット販売を利用するのが手軽ですが、使い方などノウハウをたずねたい初心者は秋葉原、大須、日本橋の電器街などでリアルの店舗をあたるのがオススメです。気になるお値段は例によってピンキリですが、5万円から10万円程度のレシーバーであれば、まず問題なく使用できると思います。
首尾良く盗聴器を発見したら、すぐさま排除するのはひかえ、NTTや専門の電気工事業者に依頼しましょう。電話回線上や保安器、コンセントボックス内などは「電気通信事業法」で認められた有資格者でなければ取り外しできないという法律上の制約がありますし、そもそも素人の扱うものではありません。