住宅の盗聴対策をしている人は殆どいないのではないでしょうか?
身近な所に尋ねてみたのですが、自己所有、賃貸にかかわらず住宅で盗聴 対策を施している人は皆無でした。
盗聴自体は、ほんの少し前までは、名前として知っているという程度が一般的で、実行に移すには技術的なハードルがあって、まず一般の人とは無関係。探偵や興信所などが密かに行うと言う程度のものでした。
ところが、この20年くらいの間に盗聴器は飛躍的に性能を伸ばし、特に低価格化と小型化が著しく、現在では素人でも簡単に購入できて使用できるようなものになっています。
しかも、悪いことに免許や許可が不要ですから、特殊なイメージの割に盗聴は容易な行為です。
実際、年々盗聴被害が増えているとのことで、人間関係や自己本位な人間の増加という社会的な背景もあるのでは?と言われています。
そんな状況でもありますから、「自分の住宅に盗聴対策なんて……」などと笑ってすませるのは少しのんき過ぎるかも。せめて、引越しの際には移転先の住宅の盗聴対策を行うくらいのことはしておきたいものです。
ここでは、住宅の盗聴対策と防犯対策の例をいくつかご紹介しておきましょう。
- 市販の「盗聴器発見器」を購入して、自身で定期的に調査。盗聴器発見器は秋葉原(東京)・大須(名古屋)・日本橋(大阪)など著名な電気街で購入可能。その他、ネットショップや通販利用で入手する方法も。
- 防音タイプのカーテンをかける。
- 不審な来客を部屋に入れない。
- ブラインドの使用を習慣づける。
- コンクリートマイク妨害装置の使用。
- 携帯電話妨害装置を設置。
- 使用しない電化製品のコンセントは抜き、見知らぬACアダプタなどの有無をチェック。
- 妨害器(盗聴電波をカット)を購入し設置する。
住宅の盗聴対策はまず基礎的な盗聴対策を行います。一般的にはこれだけでOKですが、住宅の盗聴対策では盗聴器発見のための定期チェックが基本です。必ず、期間を決めて盗聴器検知器を使って再検査をしてください。
しかし、すでに盗聴の気配を感じているならば、さらに強化しておくのが安全です。さらに、ストーカーの存在など盗聴される理由があるならば、専門の業者に調査を依頼するのが賢明です。
ところで、コードレス電話の子機による会話漏れがあるのをご存じですか?これは、意外に知られていないのですが、子機と親機は電波でリンクする仕組みなので、子機で会話をすると電波は親機に飛び、50〜100m先まで電波が飛んでしまいます。
コードレス電話はこのようなシロモノですから、無線マニアでなくても、受信機を持っていれば盗聴器不要で傍受OK!たとえ電話に盗聴器が発見されなくても、安心するのはちょっと早い?子機での会話は要注意。大事な話は親機からする、できればコードレス電話は使わないのが安全です。