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アキバのブランド,九十九電機

九十九電機。これもアキバブランドとしてメジャーなお店ですね。九十九電機(つくもでんき)は、本拠地秋葉原から、札幌・名古屋・大阪など、各地に店舗を構えるパソコン専門店です。新品のPCも他、中古パソコンも取り扱っており、いかにも専門店といった店内は名古屋、大阪店でも独特のアキバチックな雰囲気が…

九十九電機は秋葉原電気街においては老舗的存在の一つです。創業は戦後間もない混乱期のただ中1947年。石丸電気より後ですが、ほぼ同時代の創業です。と言っても、当時はパソコンなどあるハズもなく、ワイアードプログラムのコンピューターですら日本に登場するのはかなり後のこと、当然、九十九電機も最初は通信機材の販売店として業務を開始しています。

1950年代になると、九十九電機は「秋葉原ラジオセンター」内で、無線機部品の販売店を開店します。こうして九十九電機は1970年代にパソコン(おそらくはマイコン)の扱いを始めるまで、通信機器の専門店として営業を展開しました。

1970年代末に九十九電機が現在のパソコンに相当する製品の取り扱いを開始したとき、個人用コンピュータは珍しいものでした。実際、九十九電機の開設したパソコン専門店は秋葉原で最初のものでした。

この後、80年代始めには、女性にターゲットを絞ったパソコン専門店を開設するなど、九十九電機は時代の先兵として秋葉原を駆け抜けてゆきます。

現在、振り返って見ると、九十九電機の販売戦略(一言で言えば、一般ユーザーに絞った安売りで購買層を刺激するスタイル)は、秋葉原だけでなく日本においてもパイオニア的存在であって、後のパソコン専門店の販売スタイルの基礎となっていることが判ります。

九十九電機は、その後何度かやってきたパソコンブームにおいても、常にリーダー的存在でした。日本のパソコンの普及において九十九電機が果たした役割は、歴史的と言っても良いかも知れません。

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