ソフマップの設立は、大半の家電量販店よりも遅い1982年に創業しています。開業時、ソフマップは高田馬場のパソコン用ソフトのレンタルショップとしてスタートしました。個人的な記憶では、この時代のパソコンソフトレンタル店というと、まるで魔窟のような雰囲気で、初めて足を踏み入れたとき、冷めた熱気に違和感を感じた覚えがあります。
まあ、それはさておき……パソコンソフトのレンタル業は、早い時期から著作権者を中心に取り締まりの機運が高まりつつあったことを受け、ソフマップも80年代半ば、早々と業務内容を転換しました。そして現在の販売スタイルである、パソコン(新品・中古)ショップとなりました。
ソフマップはさらにその後、中心舞台も秋葉原に移し、ファミコンやパソコンのソフトの中古買取・販売を業務に加えます。結果、パソコンユーザー間の周知度は急上昇し、「ソフマップ=秋葉原」のイメージがインプリントされるに至りました。
ソフマップは業容拡大を続け、パソコン販売を中心とする家電量販店となりました。一方で、中古販売も並行して継続しており、パソコンユーザー全般、ファーストPCを求める、まったくのビギナー(初心者)から、ヘビーユーザーたるパソコンオタクまで、幅広い層に対応できる店に成長しています。
一方で、21世紀初頭に顕著になるパソコンの低価格化と、売り上げ減少の影響を免れるこてゃできず、現在のソフマップはビックカメラの連結子会社になっています。しかしソフマップを支持するパソコンユーザーは相変わらずのようで、アキバブランドとしてのソフマップはやはりビッグネームには違いありません。
